言ってはいけない『忙しい』~忙しい理由と解消法~
物理的に業務量が増えていることを意味する『忙しい』なら良いですが、『忙しい』を口癖のように言う人の多くは、漠然と忙しいと感じています。そういう人は『忙しい』と言うのはやめましょう。
仕事ができない人、新しいことを始められない人が使う『忙しい』はただの言い訳です。
1.『忙しい』を禁止する理由
仕事ができない人、新しいことに挑戦できない人はできない理由を探します。そして、その筆頭候補が『忙しい』です。
『仕事が落ち着いたら始めよう』と言ってる人は、仕事が落ち着いたら別の理由を探して、いつになっても始めません。
自分は『忙しい』と言い聞かせることで、できないことを正当化しています。
特にビジネスの場においては、私は『業務管理ができてません』『業務の優先順位も理解してません』『業務を人に頼むこともできません』と言っているようなものなので、『忙しい』は禁止しましょう。
しかし、これはあなたの能力がないわけではなく、思考の問題です。思考を変えて、ゆとりある人生を送りましょう。
2.『忙しい』と感じる理由
2.1受動的な仕事が多い
同じ業務を行うとしても、人から言われてやる仕事と、自ら作り出した仕事では取り組む意欲が違います。意欲が違えばその業務を行っている時の感情も違います。
人から言われてやる仕事は、ただの作業となってしまい、モチベーションが維持できなくなります。
2.2タスク管理ができていない
あなたが10個のタスクに携わっているとします。その時に、タスク管理ができていなければ『漠然と10個の業務をこなさないといけない』と感じ『忙しい』という発想になってしまいます。そのタスクを以下のようにまとめると、意外と忙しくないことに気づく場合もあります。
- 今日やらなければいけない仕事2つ
- 今週末までにやらなければならない仕事3つ
- 来月までにやらなければいけない仕事5つ
3.『忙しい』を解消する方法
3.1自ら仕事を作る
人からやらされる仕事は作業と感じてしまいます。それならば、仕事をさせられない体制を作りましょう。
そのためには言われる前に、自ら仕事を作って行うことが重要です。あなたが、仕事をさせられるのは、仕事をフらないと、仕事をしないと思われているからです。自ら率先して仕事をすることを積み重ねれば、『コイツは言わなくてもやる』と思われ、させられる仕事は減っていきます。
3.2業務の目的を把握する
あなたが行っている業務の目的(ビジョン)をしっかりと把握しましょう。明確なビジョン(目的)が見えていない業務はただの作業になってしまいがちです。ただの作業になってしまえば、前向きに業務に取り組むことができません。目的を把握し、自分が行っていることが、自社や顧客に与えるメリットを把握することで、単純作業ではなくクリエイティブな仕事ができるようになります。
3.3スケジュール管理
漠然と忙しい思っている人は携わっている業務を全て書き出し、スタートからゴールまでの所要時間と、期限を明確にしましょう。所要時間とゴールが分かっていれば、いつまでに、どこまですれば良いか、が明確になり、業務毎の進捗管理が容易になります。
3.4優先順位
あなたが、『ブログを始めたい』と思っていて、『忙しい』ことを理由に始められていない場合、あなたの中での優先順位はどうなっているでしょうか。
1位 仕事
2位 家族との時間
3位 趣味
4位 ブログ
こういう、優先順位をつけていたら、いつになっても始めることはできません。しかも、そういう人に鍵って、寝る時間も、食事時間も、遊ぶ時間も減らしたくないと考えています。
本気で何か新しいことを始めたいと思っているのなら、多少の犠牲はつきものです。
ちなみに私は1ヶ月前から、寝る時間を1時間削ってブログを書いています。
4.結論
本記事では、『忙しい』は言ってはいけない理由を解説しました。あなたが『忙しい』と言ってしまうことで、あなたは仕事ができていないことを正当化し、成長の機会を失っています。そればかりか、周りからの評価も下げてしまう可能性もあります。『忙しい?』『暇です』を徹底して余裕のある人生送りましょう。
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